農産物の販売と表記について
JAS法に定められた品質表示について
平成23年7月1日から米トレーサビリティ法により、米穀事業者は指定米穀等の産地を 一般消費者に伝達しなければならないこととなりました。
農業生産法人 株式会社だんだん村で販売している水稲表示について
呼名 | 表示内容 |
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名称 | 未検査米(玄米) |
原料・玄米 | 産地・品種・産年・使用割合 |
国内産 | 10割(未検査米 10割) |
内容量(玄米) | 1kg・3kg・5kg・10kg・30kg |
精米年月日 | 注文を受けた日か又は発送日に自家精米機により行います。 |
籾摺り日 | 袋前面に表示 |
販売責任者 | 農業生産法人 株式会社だんだん村 |
代表取締役 | 丹下喜代範 |
販売元所在地 | 愛媛県西条市玉之江105番地7 |
連絡先 | TEL:0898(64)7708 FAX:0898(64)7710 mail:dandanmura@marutan-group.com |
品質改善とトレーサビリティについて
農業生産法人 株式会社だんだん村で作付けしている水稲について基本はJAの指針に則り行っています。また防除回数は、1回以上減らし減農薬として栽培しています。
防除回数を減らす目的はコスト縮減です。2009年に試験的に行った時、やはり害虫による被害が多くありお客様から沢山のクレームを頂きまた離れて行ったお客様も沢山いらっしゃいました。
その反省を踏まえ、2010年に石抜き機、縦型米粒選別機、色彩選別機の導入をいたしました。
これにより害虫被害による黒点、未熟米、靑米、異物などをメーカー説明によると95%以上除去でできるようになりました。
乾燥機の容量により3筆から5筆(面積による)の圃場を一度に刈り取る事があります。
そのような場合は該当するすべての圃場となります。これは、機械的な問題の為防ぎようができません。
但し同一品種での管理を行っていますので、他の品種が混入して販売する事はございます。
農業生産法人 株式会社だんだん村では平成27年2月に本社にOA機能を導入し、水田別管理システムを行いお客様に販売する水稲のトレーサビリティの精度を更に向上させて頂いております。
購入の際、収穫した水田画像及び栽培履歴等必要でありましたら発行することは可能ですのでお申し出下さい。
但し、発行費用(切手代)についてはご負担となります。予めご了承ください。
運用開始は、平成27年度産からとなります。
飼料用米との混入の予防・防止処置について
だんだん村では、家畜の飼料となる飼料用米(多収穫用米)を作付けしております。これは、農林水産省総合食料局長通知の指針に則り、作付けする水田を農政局食料事務所に届出をすべて行っています。
また、飼料用米は、畜産農家様との全数量契約が原則でございます。
全数が契約時にわかりますので流通をごまかすことはできません。
また、飼料用米の品種については、ホシアオバ(多収穫用米)に致しておりますので見分けも安易にできます。
また、写真でお分かりの通り、育苗箱にすべてペイント(赤ペイント)を施し播種を行っています。
これは誤って飼料用米の種籾が他の主食用米に混入することを防ぐ為です。
出荷時においては、専用の袋(フレコンパック)に詰め込み出荷します。
また、一番混入の恐れがある刈取り時ですが、だんだん村では主食用米をすべて刈取り、低温倉庫に貯蔵後、飼料用米の刈取りを行っています。
主食用米の刈取りが終わるまで、飼料用米は立枯らし乾燥を行い水分を減らしています。
これは無理をして早く刈取る必要がないからです。
すべて苅終わった後は来年に備えて、ホッパー、乾燥機、色彩選別機、石抜き機、縦型米粒機、自動計量機をエアー掃除を行いシートを掛け保管します。
ですから主食用米に飼料用米が混入する恐れはありませんのでご安心下さい。